ベランダの隙間を防虫ネットで塞ぎ、落下防止を図りました
コロナもあり、子供のストレスを如何に軽減するか、みなさんも頭を悩ませているのではないでしょうか?
我が子も成長に伴い、家の中でじっとしてくれなくなりました。結構外が好きで、ベランダでよく遊んでます。
この前、ベランダの隙間からおもちゃを落とそうとしていて、ヒヤリとしましたので、早急に対策を打ちました。
Contents
我が子は身近な『外』であるベランダが大好き
コロナもあって、週末でもなかなか外出できません。
子供としてはそれで納得するわけなく、家の中でも遊び場を求めてます。
そういうわけもあり、昨年の一回目の緊急事態宣言から、ベランダでも遊ばせてます。
ベランダに潜むリスク(加害者になる危険性)
当然、ベランダで遊ばせると、リスクはあります。
よくニュースでも、小さい子がベランダから落ちたなんて報道されてますので、そういったことが無いようにはしてます。
あとは、ベランダには鉢植えとかがあるのですが、それらを倒したり、土をほじくりり返したりするのは、ある程度は仕方ないかなと思ってました。
ところが、先日、ベランダのフェンス下部の隙間から、おもちゃを落とそうとしているのを見てしまいました。
例え2階であっても、下に物を落して、人や物に当たったら大変です。
当たらなくても、上から物が落ちてくるとなったら、マンションの住民間トラブルに発展すること必至です。
そこで、フェンスの隙間を埋めることにしました。
ベランダフェンスの隙間を埋める
埋めたいとは思ったものの、どうやればいいか、です。
ネットで検索すると、以下のように全体を覆う網みたいなのはあるようです。
ただ、これで本当に隙間を埋めることができるのでしょうか。
興味本位でも、わざと落とそうとしている場合、ちょっとした隙間から手を入れてしまうのではないかと、不安です。
また、最終的には四の五の言ってられませんが、眺望を乱すのも避けたいなと。
子供も、往来する車をベランダから見て楽しむこともあるようなので。。。
ベランダは準共用部でもあるので、穴あけとかはできません。
ネットのほかにも、木材で埋めてしまうとか、網を貼り付けるとか思いつきます。
その埋めた材料が落下するリスクもあるわけで、、、
作業前の課題整理
そこで、大きく以下の4つの観点から、整理することにしました。
- 隙間埋める度
- 耐久性
- 眺望
- 部材が落ちるリスク
隙間埋める度 | 耐久性 | 眺望 | 部材落下 | |
全体を覆うネット | × | 〇 | × | 〇(低) |
木材 | 〇 | × | × | × |
透明な板 | 〇 | × | 〇 | × |
部分的に網を付ける | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
部分的に網を付ければ、私の要望を満たせそうです。問題は、如何にきちんと取り付けるかです。
試しも含めて、さっそくやってみます。
材料・道具
材料をそろえます。選んだ理由とともに、以下に記します
材料 | 用途・選定理由 |
防虫ネット(網戸の網) | ・隙間はこれで埋める ・黒いので、眺望の邪魔にならない ・そのうち網戸も張り替えようと思っていたので、ちょうどいい ・特にこだわる必要はないと思う |
両面テープ(厚手) | ・サッシや土台と網戸をとめる ・網を埋め込みたいので、厚手がいい |
アルミテープ | ・網の上から貼り、網を固定する ・サーフボードの補修に使っているので、家にある ・海でも剥がれないので、ベランダでも使えそう |
ビニールテープ | ・アルミテープ隠す ・家にあったもの |
アルコール | ・屋外なので、テープをしっかり貼るために、脱脂する |
これらの材料に加えて、主に以下の道具を使いました。
- カッター
- ハサミ
- 定規
- ローラー
下処理
この作業が要といっても過言ではないと思ってます。
外環境ですぼで、しっかりとテープ類を貼り付けなければなりません。
まずは、たわしでこすり、洗い流し、濡拭き、乾拭きします。
加えて、アルコールで脱脂もしました。
コロナのため、家には消毒用アルコールも常備してます。
ここに、両面テープを貼り付けていきます。
貼った後はローラーでしっかり圧着します。サッシ側にはネジもあるのですが、その上に貼った両面テープもなるべく圧着します。
網戸を貼り付けていく
本題の網戸です。隙間を完全に塞ぎたかったので、途中で切ったりせず、一枚ものを貼り付けていきます。
ですので、長さは測った方がいいですね。
また、雑に扱うと、切った端がほつれてきますので、ご注意を。
ある程度貼ったら、上からアルミテープを貼ります。
※アルミテープの端で指を切らないように注意!
最終的にローラーやハサミの柄でこすりつけましたが、今は軽く貼っておきます。
途中写真を撮り忘れましたが、最初は上(サッシ)側から作業しました。
接着面に雨や埃が入っていかないように、アルミテープの上端はサッシ側に折って貼っていきます。
次は、下部(サッシの土台)の接着です。
どこに貼るかが非常に悩ましいです。排水溝の側面、底面くらいしかないのですが、底面に貼ったら水の流れが悪くなると思ったので、側面に貼り付けます。
そんなに力が加わらないという仮定で、様子を見てみます。
どうしても水や埃が入ることは避けられなさそうですので、念入りに圧着しました。
仕上げ
といっても、圧着するだけなのですが、ドライバーの柄などでぐりぐりやりました。
両面テープはローラーで十分だったのですが、網戸の上から貼ったアルミテープには、ぐりぐりが有効でした。
若干アルミテープが伸びて、網戸の隙間に入り込んでいく感じです。アルミテープに網戸の網目が浮き出てくるくらいにぐりぐりやります。
両面テープの粘着部分とアルミテープの粘着部分がくっつけば、強力だと思います。
なお、網戸はピンと張らず、たわみを持たせています。
我が子を観察していると、土台部分に足をかける様子が見受けられました。
張りすぎてしまうと、垂直荷重を粘着力で持たなければなりません。たわませておけば、土台が受け持ってくれます。
さらに、サッシの垂直部分には結束バンドで結び付けておきました。
これで、補強になるだけでなく、万一の際も、網戸が落ちて下の階の人に迷惑をかけるというリスクは低くなります。
アルミテープですと、黒のサッシに対しては不恰好になるので、後日、全体的に黒のビニールテープを貼って隠しました。
近くで見ると違和感はありますが、部屋の中からの眺望を乱すことはありません。
総評
さっそくベランダを解放しましたが、当然隙間には手を入れられません。
また、最近よくおもちゃを投げたりしているので、それが隙間に入っていかないか、ひやひやすることもありません。
さっそく、土台部分に乗っていたので、網戸をたわませておいてよかったです。
若干、足を突き出そうとしていたので、水平方向にも力が加わってましたが、びくともしておりません。
しばらく、様子を見たいと思います。
これで、安心してベランダで遊ばせることができますが、ベランダでの事故は毎年報道されているので、監視は怠りません。
ベランダにおもちゃを持っていくのを禁止しようかと考えていたところでしたので、それは回避できたというところです。
ベランダは専有部ではないと思いますし、事故防止を保証するものではありませんので、参考にされる場合は自己責任でお願いします。
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