Surface Proの充電ケーブルの根本が断線したので、応急措置でしのぎました
仕事でもプライベートでもSurface Pro (5)を使っています。本体には満足なんですけど、充電器トラブルが多いんです。
先日ついに、出張先で充電できなくなり、大ピンチに。しかも夜で、次の日朝から使わなければならない状況。
どのようにしのぎ、その後の対策をまとめました。(毎度のことながら、自分の備忘録です)
Contents
Surface Proは充電器がイマイチ
Surface Proを買ったのは2017年ですので、4年以上使い続けていることになります。若干バッテリーの持ちが悪く、ほぼ常に充電状態であること以外は全く問題なく使用してます。かなり優秀なPC/タブレットだと思ってます。
ところが、世の中完璧なものはなく、充電ケーブルがすぐにダメになるんですよね。
購入時の純正充電器に加え、3つ以上買い換えてます。いずれも、純正品と同様タイプのものです。
65W等、急速充電もできるタイプのものにしてました。
でも、結局使ってるとダメになるんですよね。
問題点
新規購入し、純正充電器を使用して1年ほどしたら、充電しなくなったんです。
おかしいな、と思って充電器を差しなおしたり、端子を取り付けなしたりしていたら直ったので、最初は気にしてませんでした。
ところが、徐々にそんなんでは改善されなくなったんです。でも、ケーブルをねじってみたり、付け根のところをグリグリしてみたりしたら戻りました。
やがて、早々簡単には戻らなくなり、これはそろそろやばいな、と思って新しく充電器を買い換えました。
それが毎年のように繰り返されたのです、、、(消耗品と割り切ってもいいんですけどね)
原因
どこがダメになるか、上記の説明を読まずとも、使ってる人はご存じかと思いますが、充電器からSurfaceへ向かうケーブルの付け根なんです。
充電器を鞄等に入れておくと押しつぶされたりして、この根元に負荷がかかるようです。
または、ねじりが加わった時も、充電器の質量がある程度ある分、力が逃げず、内部の導線が疲労していくのでしょう。
持ち運びに便利だからSurfaceを買ったのですが、充電器も毎回出したり戻したりしているので、この商品の宿命なのでしょうか。
事実下記に述べる分解をした際、導線が完全に破断してました。写真を撮り忘れたのですが、、、
結論ファースト:おススメはUSB-Cタイプ充電ケーブル+充電器
今回は先に結論を述べておきます。
Surface Proの用途に適しているのは、ケーブルと充電器がセパレートできるタイプのものです。
純正タイプでもできるじゃないかという声が聞こえてきそうですが、純正タイプは充電器とSurfaceの間のケーブルをセパレートできません。
だから、応力が集中し、内部の導線が疲労して断線するんです。
iPhoneやiPadなどのように、アダプタとケーブルが別になれば、ケーブルにかかる物理的負荷を逃がすことができます。
後述する事件以降は、こちらのタイプを使ってます。
もし、iPad等のガジェットを持っていて、USB-Cの充電器持ってたら、大分安上がりです。
断線はこりごりだ、という場合は高耐久タイプも。
宣伝が主ではないので、この辺で。要は、困ってる人は多いんだなと思いました。
充電器本体も探せばどこにでも売ってます。
ピンチの時の応急処置
さて、本題のはここから。すでに数か月経ちましたが、出張先で完全に断線してしまったんです。予兆はあって、そろそろかなと思ってたんですが、一気に来ました。充電器側のケーブルの付け根を常に手で押さえてないと充電しなくなったんです。
他にSurfaceユーザーは同行してませんでしたし、困りました。
どうせ使えないならと思って、修理してみることにしたんです。その過程を記しておきます。
自分の備忘録です。マネされる場合は自己責任でお願いいたします。
目的
上述しましたが、大体根元で断線します。今回もそうでした。写真を撮り忘れたのですが、根元を強めに曲げてみたら、被服は既に破けており、断線しているのが見えました。赤い導線も黒い導線も両方被服が破けていましたので、ショートしていたのかもしれません。
そこで、今回は翌日の出張を乗り切ればいいだけなので、断線している部分を切り、ケーブルを詰めることにしました。
道具・材料
あくまでも、応急処置ですので、ホテルのフロントで貸してくれるものやコンビニで買えるものだけで済ませてます。
- カッター
- ビニールテープ
以上です。
分解工程
分解は簡単です。
充電器の大きい平面のいずれかが蓋のようになって、軽く接着・留められているだけのようですので、隙間にカッターを入れていきます。
作業しやすいよう、上下逆転してますが、カッターの刃を一周入れていきます。
すると、意外と簡単に開きます。
赤丸で囲ったコネクタを引き抜いたら分解は完了です。
ケーブルの修復
要は、断線しているところを切り除き、コネクタにつなぎなおせばいいわけです。
コネクタを分解して再度電線をカシメ直すというのも考えましたが、少ない道具と材料では、導線をつなぎ合わせた方がいいと判断しました。
今回は出張先ということで、ハンダもありません。ハンダなしで導線をしっかりつなぎ合わせる方法を記しておきます。
あくまでも一例であり、他にも多々あると思います。
一応、結線部分が重ならないようにしてます。
更に、それぞれをビニールテープで保護し、二つをまとめてからコネクタを戻します。写真はないですが、必ず各々の電線(赤と黒をそれぞれ)を被服してください。
蓋を戻して、ビニールテープでケーブル諸共固定しておきます。
完成です。これでまた充電でき、何とか出張も乗り切りました。
それにしても、ちょっと様子がおかしい時点で新しい充電器を買っておくべきでした。
毎度のことながら、マネされる場合は自己責任でお願いします。
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